2010年03月05日

母親「夫に似ていて憎かった」5歳児餓死



母親「夫に似ていて憎かった」5歳児餓死



そのとき息子が、ポツリと
それなら、いっそのこと子供を手放してしまいしょう。(殺す意味ではなく。)無理に相手をして、悲しく辛い結果になる前に養子に出すなり、施設に保護してもらうなりして遠ざけでしまいましょう。子供を産んだなら育てるのは当たり前!ってのが世間一般のお話。でも、そんな当たり前のことができない人もいます。死なせて終うくらいなら、保護してもらいましょう。この間のアトピー事件といい、今回の餓死といい堪らなくやるせない。こうゆう事件がただ多いワケじゃなくて昔に比べてメディアが取り扱うことが増えただけなんだろうけど、子供絡みの事件ニュースを見聞きするたび、他人事とはいえホントに心辛い。ウチもキツ目なので、明日は我が身かなぁ…と日々思わなくもないけどね。亡くなった子が天国で安らかに眠れるよう、切に願う…。

母親が、夫への怒りを思い詰める事に一日を費やさず、もっと子供と話したりして気持ちを和らげていたら、もしかしてこんな事件にならなかったのではないかと思った。顔がどんなに似ていようと、その人格が完全に夫と一致するはずがない。所作や性格など「嫌になるほどそっくり」だったとしても、少なくとも母親が夫を憎む最大の理由になった借金癖をこの子が持っているはずがない。親子でありながら、この子の「夫と違う部分」に母親の目が向いていない事、この子を「個の人格」として認める余裕がない程に追い詰められた気持ちになっていた事に私は驚いて、そして母親の気持ちも痛ましく思えた。その結果が、長い拷問のような餓死という本当に本当にむごい事件になったのだと思う。この子は、お腹も心も満ち足りる気持ちを覚えているまま、この世を去っただろうか。本当に胸が痛い。
だから自分が親になったら、親と同じように自分の子供に愛情を、精一杯注いでいこうと思っていますが、未だ数年経っても子供に恵まれず、子供好きな私たち夫婦としては、本当に辛いです。でも世の中には何十年にも渡り不妊治療をしている人が多くいます。不妊は本当に増えている深刻な問題なんだそうです。簡単に子供ができると思っていたけど、20代の夫婦でも、タイミングを見計らって子作りしても、妊娠する確立はわずか25%程度なんです。だから赤ちゃんができるって、本当にすごいことなんです。素晴らしい事なんです。


 預かることの責任の重大さに対しての重圧であるしそこから
どうか安らかに・・・
私は一瞬言葉を失った。「違うよ。何も悪いことはしていなかったよ。悪くないのにひどい目にあわされたんだよ。」

 優先権があるが如くに優先席に座り、産んだ後はベビ-カーで
遺伝子を継いでるんだから隣のおじさんに似ている方がよっぽどホラーだろ。
とりあえず、子を持つ親としての気持は、非常に情けなく感じるし、本当に許せない事件です。







Posted by nagamasa at 20:30