2010年03月13日

<硫化水素自殺>製造中の車内で従業員が 愛知・トヨタ車体



<硫化水素自殺>製造中の車内で従業員が 愛知・トヨタ車体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000033-mai-soci

植物状態の人もいて
働ける限られた時期、将来を悲観した結果だったのだろう...
製造中のトヨタ車内で男性自殺

このニュースを読んで真っ先に思い出したのは、一昨年だったか、日本経済学会のあと、駄弁ってた時のお話。 東大の澤田先生が自殺の研究してるんだけど、彼が言ってたのは、日本で一番自殺者が多い警察の管轄は豊田署なんだって。 期間工は仕事がなくなると、その日に寮を出なきゃいけない、とか、仕事がなくなっても払ってもらえるのは、名古屋までの電車賃だとか、かなりシビアな世界らしい。 
本当に生まれ変わると思ってるんだろうか
トヨタの生産ラインで働いた者は気持ちが分かる...正社員は比較的楽な作業に従事し期間従業員、派遣社員を区別し性質が悪い正社員は非正社員とも口も聞かぬ輩がいる所。

もっとほかの方法は無かったんだろうか…死に方って意味じゃない…死なんでもいい方法。辛さはその人にしか判らんやろう。でも、生きて何とか希望をもてる方法があったんじゃないか。俺自身、死にたいぐらいしんどいことも何回もあったけど、生きてたらいいことの方が多いと思う。
絶対0より上なんだよ
死んだら無だと思ってる自分はこれが一度きりの人生死んだらおわりだとビクビクしてます


そして、管轄ごとの自殺者数とかの統計は警察署が出したくないらいしく(Toyoda is No. 1なんて知られたくないものね)、データを取るのが大変との由。日本っていいデータいっぱいあるのに、経済学の研究のしにくい国よね。アメリカやヨーロッパのように税金を使って集めたデータは国民の財産って公開してくれるのならいいのに。一橋や阪大の皆さんが努力して、データ公開状況も徐々に良くなってきているけど、まだまだアメリカにいるアタシには使えません。
製造中のトヨタ車内で男性自殺







Posted by nagamasa at 00:30